仮定法

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Conditional

日本語で仮定法と呼ばれている文型は英語ではconditionalと言い現実的で可能性がある、あるいは非現実的で可能性が無い場面で使われます。Conditional sentence には多くの文型がありますが伝統的に4つのカテゴリーが基本とされていてそれぞれzero, first, second, third conditionalと呼ばれます。

それぞれのカテゴリーの文は条件節と結果節の2つの節からできていて条件節が正しければ結果節が実現すると言う場面で使われます。条件節はif-clause とも呼ばれ文の従属節となり、結果節は主節となります。文頭にくる節は条件節、結果節のいずれでも構いませんが、条件節が文頭に来る場合は通常コンマで区切られます。4つの文型の定義とそれぞれが使われる場面は下記に示されている通りで、第二と第三がミックスした文型もmixed conditional として追加してあります。

Zero conditional: If/When + present simple, present simple
学術的な不変の真理、あるいは不変の状況/場面

First conditional: If + present simple, future simple (will)
実際に起こりえる可能性の高い現在や未来の状況/場面

Second conditional: If + past simple, would
非現実的/仮定的な現在や未来の状況/場面

Third conditional: If + had + 過去分詞、would have + 過去分詞
取返しがきかない過ぎ去った過去の状況/場面

Mixed conditional: If + second conditional, third conditional
                              If + third conditional, second conditional
第二と第三がミックスした文型

最後に指摘しますが、法助動詞 (will, would, may, might, can, could, should) は言い手が何をどういう風に言いたいのかによって選択します。