スクール理念

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目次

1. 悲しい現実
2. 間違った英語教育
3. 英語をマスターするには
4. ご存知でしたか?
5. 文法無しで英語はマスター出来ない
6. 文法に深入りしない
7. 最重要文法
8. 言葉は訳できない

再度指摘しますが、このサイトでのすべての自己主張は運営者の身勝手な持論の展開となりますのでご了承下さい。運営者が勝手に意見を述べているだけで何の保証もありません。

1. 悲しい現実:
最初に。。。殆どの日本人が中学、高校で6年間英語を勉強し、一部の方はさらに数年間大学でも英語を学んでます。途方もない時間と労力が費やされている事は間違いありません。しかし、それにもかかわらず国際的な場で流暢な英語で物事が説明出来る日本人が果たしてどのくらい居るでしょうか?ほとんどゼロに近いと言っても過言ではないでしょう。

もう一つ。。。ぎこちない英文しか書けない、ベビートークみたいな日本人バリバリの訛りでしか話せない英語専攻の先生方、アメリカの大学を卒業した方々、英文法学者、アメリカ在住の大学教授、等々は多くいらっしゃいます。文化のせいもあるでしょうけど私は教育に原因があると考えます。

2. 間違った英語教育:
参照:日本の英語教育の根本的な誤りは…
参照:Problems of English Education in Japan…

日本の英語教育は大学進学や就職のためのテストに特化した教育で徹底的に文法解析するのが常識となってます。実践的な運用面(特に話すアウトプット)がまったく無視されいるため「日本人に英語が出来ないのは当然です」と言われても言い返すことができません。

細かい文法知識は優越感を感じるだけで英語運用(読む、書く、話す)とは関係ありません。英語は物理や数学の様な学問ではないのです。英語を学問としてとらえ細かく文法的に解析するやり方では、いつまでたっても英語はマスター出来ません。 

細かい「どうでも良い」文法解析は文法学者がする事で、一般人がする事ではありません。又、「文法に精通しているからといって日本語と同様に駆使できる訳では無い」ことも肝に銘じておくべきです。

我々一般人はただコミュニケーションの手段(道具)として使いたいだけで文法学者になりたい訳ではありません。そして多くの方が感じているであろう「細かい文法用語やルールはうんざりするばかりでもういいです、早い話が文法はどうでもよくただ英語が日本語のように駆使出来ればそれでいいのです」の気持ちはよく理解できます。文法には奥深いものがあり細かく解析すると限がありません。

3. 英語をマスターするには(単語力はあるものとして):
文法は中学、高校レベルで十分です。それ以上の文法を勉強する必要はないと考えます。中学、高校で学んだ文法全体が鳥瞰図(ちょうかんず・空を飛ぶ鳥の視点から地上を見おろしたように描いた図)のごとく頭に描く事ができれば大丈夫です。間違った英語教育でも指摘しましたが、細かい文法知識は優越感を感じるだけで英語運用(読む、書く、話す、聞く)とは関係ありません。

英語学習は学問と言うよりスポーツトレーニングに近いと考えます。最初は反復する意味が分からなくて、きつく感じるかもしれませんが、そのうち英語で何か言ってみるのが楽しくなってきます。と言うか、そうなるまで続けてみてください。細かい文法ルールはどうでもよく、体が反射的に覚えてしまう(聞いて「変」というのがピンと分かる)というアプローチが最も適切だと考えます。そしてその一環として次の4つの項目をしっかり認識して下さい。

1つ。。。録音した自分の声を聞いてみる
自分の声を聞いてみる事でいかに下手くそかが良く分かります。簡単な分かり切った文やフレーズをカッコよくネイティブのように発音し、しっかりした声で反復トレーニングして下さい。誰も見てない場所でネイティブになった気分、ハリウッドのスターにでもなった気分で言ってみるのです。時間が無ければ「yes」とか「no」とか「This is a pen」だけでも良い。何回もトライしネイティブの発音、英語のリズムに近づける作業を繰り返すのです。「分かり切った文やフレーズをしっかりした声で何回も反復できるかどうか」は英語をマスターするうえで非常に大切です。ある意味稽古の前に必ず行う「空手の型」みたいなものです。

2つ。。。英語の「リズム」を体で覚える。
言葉には音楽に似た「リズム」と言うのがあり英語には英語のリズム、日本語には日本語のリズムがあります。ここで指摘したいのは発音にあまりこだわらずリズム、アクセント、イントネーションを真似すると言うことです。英語には我々日本人には真似出来ない発音が幾つかありますので「ネイティブ並みの発音」にこだわる必要はありません。大切なのは英語のリズムを体で覚える事です。

このサイトでは「例文を反復音読する事でリズムを体で覚える」を重要視し、故意に単純で簡単な例文のみを記載してます。頭で理解するだけではダメです。スポーツ同様反復練習が不可欠です。意味をちゃんと理解した後で、しっかりした声で、ネイティブの発音/リズムに近づける作業を繰り返す。例文も無限にありますのであまり気にせずサイトに示された例文だけを反復練習に使ってください。

3つ。。。最重要文法課題のみを反復トレーニングする。
例文で示された単純で分かり切った文章のみを反復練習する。まぎらわしい文型や文章は自然に分かるようになります。

言葉は理屈ではありません。早い話が「なぜそうなのか」はどうでもよくネイティブのようにちゃんと使えればそれで良いのです。小枝や葉っぱに当たるその他の細かい文法は自然と身についてきます「聞いて変と言うのがピンと分かる」。

4つ。。。頑張る姿勢。
このサイトではアウトプットを強調しています。すべての例文に音声がついてますのでそれを聞きながら「しっかりした声で真似る、そして録音した自分の声を聴いてみる」と言う自発的な行為が要求されます。それが出来ないと良い結果には繋がりません。

一年半くらいで目的は達成できると考えますが努力無では何事も達成出来ないことも認識する必要があります。

4. ご存知でしたか?:
殆どの方が「英検一級、トーイック満点」と聞くと「英語の達人、言いたい事が英語でスラスラ書ける」と捉えがちですが決してそんな事はありません。大体の方は「不自然でぎこちない英文しか書けません」と言っても過言ではありません。又、多くの方が「英語が話せる、喋れる」イコール「英語が出来る」と思いがちですがそんなこともありません。意外だと捉える方が多くいらっしゃると思いますが「英語が話せる、喋れる」と「英語が出来る」とは関係ないと言っても過言ではありません。

もう1つ。。。英字新聞や書物が何気に読める方はたくさんいらっしゃいます。しかし「読める」と「書ける」はまったく別の次元でなかなか書けるようにはなりません。コツコツ粘り強く頑張れる方でないと「キレる表現で自分の考えがスラスラ書ける」、日本人まる出しのベビートークではなく「英語らしいイントネーションやトーンで流暢に話が出来る」ようにはなりません。

5. 文法無しで英語はマスター出来ない:
日本の英語教育が細かい文法用語やルールにこだわり多くの方が「やる気」を奪われてしまうことは「間違った英語教育」のセクションで触れました。しかしその反面文法無しで英語をマスターすることは出来ません。

私は19歳の頃から英語を本気で勉強し始め大学院を卒業するまでの約13年間まったく文法を勉強したことはありませんでした。「インターナショナルスクール(高校)を卒業し、アメリカに住んでいる」と言う2つの理由で、ただ単語力を増やし大学の勉強に専念していれば英語は自然に身についてくるものだと考えていました。しかし、それは大きな間違いで例えば完了形の意味、使い方は何年たっても自然に分かるものではありませんでした。巷でたまに「文法なんか勉強する必要は無い」と聞いたりしますがそれは真っ赤な嘘で英語をマスターしてない愚か者が口にする言葉です。日本で義務教育を終えた人が文法無しで英語をマスターする事は有り得ない話です。

6. 文法に深入りしない:
細かい文法は英語運用とは関係ありません。文法の深入りは弊害となりますので止めた方がいいです。

文法は「最重要文法」、「自然にわかってくる文法」、そして「どうでも良い文法」に分かれ、木にたとえるならばそれぞれ「太い幹」だったり、「小枝」だったり、「葉っぱ」だったりします。太い幹に当たる最重要文法(例えば完了形)は避けて通れるものでは無く、それをしっかり理解し運用できないといつまでたっても英語はマスター出来ません。何度も何度も反復トレーニングし体で覚えることが不可欠となります。小枝や葉っぱの部分は自然に分かってくるので最重要文法だけをしっかりと抑えれば大丈夫です。

細かい文法にこだわると底なし沼のごとくグイグイ吸い込まれ限がありません。再度言いますが止めた方がいいです。文法は中学、高校程度で十分です。

7. 最重要文法:
次の6つの課題が最重要文法だと考えます。サイトに示された簡単な例文を何回も音読し文のパターンを体で覚えてください。

時制:大きく単純時制と完了時制の2つに分かれそれぞれに現在、過去、未来があることは誰もが承知でしょう。その6つの時制に進行形がありますので全部で12の時制となります。

関係代名詞2つの節や句や名詞をくっつける働きをし、いろんな文章で頻繁に使われます。代表的なものにwho, which, that があげられます。

法助動詞:我々が中学時代に習った過去形の単語would, might, should, could は法助動詞に含まれ過去では無く現在の意味で使われる場合が殆どです。日常会話でネイティブの方々はそれらの単語を連発します。現在の意味でしょっちゅう使われる単語ですのでしっかりと意味を理解しておく必要があります。

仮定法もっとも大切なのは「あり得る事なのか」「あり得ない事なのか」によってルールが変わることです。英語では間違った時制(現在の事を過去形で言う)を使う事で「あり得ない」と言う意味を相手に伝えます。その為現在のあり得ない表現は過去形で言います

冠詞 (a/the):日本語と違い英語では名詞の前にはa(an)かtheを付けるという一般的ルールがあります。特にtheは誰もが苦戦します。Theを付けるべきなのか付けないべきなのか、あるいは付ける場合と付けない場合意味がどう違うのか、なかなかむつかしい面があります。冠詞が自由にあやつれるようになって初めて英語の達人に近づいたと言えるでしょう。

時制の一致:たとえば「He said “I will see you tonight”」を誰かに伝える時には「He said he would see me that night」と言います。英語のルールははっきりしていて過去の事は過去形で伝えるという事になっています。

8. 言葉は訳できない:
言葉は文化に育まれて完成しますので他の文化で完成した言葉でニュアンスを100%伝える訳は簡単な単語(例えは家、車、犬、猫 等)以外不可能です。

私は沖縄県宮古島で生まれ育ち島の方言をペラペラ喋ります。しかし島の方言には微妙なニュアンスがあり同じ環境で育った者同士が方言でやりとりしない限り正確な意味は伝わりません。勿論(島の文化と全く異なる日本文化で育まれた)日本語で正確にニュアンスを伝える訳はありません。

英語でも同じ事が言えます。日本と全く異なる英語圏の文化で育まれた言葉ですので日本語訳で正確にニュアンスを伝える事は出来ません。例えば「交番」。通常 「police box」 と訳されますが他の国(例えばイギリス)の police box とは意味が異なります。食べ物で言うと例えば「さしみ」。だいたいの方は raw fish と訳したりしますが意味が全く異なります。「さしみ」は単なる raw fish ではありません。「いただきます、いってまいります、ラジオ体操、等」も同じです。いずれも日本にしかない文化ですのでニュアンスが100%伝わるような訳はありません。

文章でも同じです。例えば「This is a pen」。「これはペンです、これはペンだ、これはペンだよ、これはペンだね」とニュアンスが微妙に違ういろんな訳が考えられます。一般に文を一つとって訳しなさいと言われるとかなり無理があり前後の状況から判断し「この訳が一番近いでしょう」としか言えません。

言葉を訳すると意味が歪んだり省略されたり継ぎ足されたりします。そして訳にこだわるとノイローゼ気味になりますので必要であれば「大まかに、もや~っとしたかんじ」の訳でいいんです。英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語は英語として捉え英語として理解するのが当たり前の姿勢です。宮古島の方言を日本語にせず方言として捉えないと微妙なニュアンスが伝わらないのと同じ感覚です。