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**現在構築中のサイトで2022年春ごろ
立ち上げる予定です。**
(只今Foundationと音声の追加作業中)

ご訪問有難うございます、サイト運営者の下地です。このサイトは英語の勉強に特化した広告無の会員制有料サイトですが重要な文法課題は誰でも自由に閲覧できるよう無料で公開しています。コンテンツが不十分で現在構築中のサイトですが新しいコンテンツをブログ記事として定期的に継ぎ足してゆく(週1回~2回くらい)予定です。

一つお断りしておきますがここからは「自己紹介」を除きこのサイトすべての自己主張は私の身勝手な持論の展開となりますのでご了承下さい。又、このサイトすべての例文は日本語、英語共にすべて私一個人が勝手に作成しています。脱語や「誤り」を指摘して頂ければ幸いです。

目次

1. 初めに
2. 自己紹介
3. 英語教育に疑問
4. 英文法は聖書みたいなもの
5. 文法無しで英語はマスター出来ない
6. 文法は最重要部分だけを抑える
7. 最重要文法
8. 言葉は訳できない
9. 英語をマスターするには

1. 初めに:
まず冒頭で特筆したい事は:殆どの方が「英検一級、トーイック満点」と聞くと「英語の達人、言いたい事が英語でスラスラ書ける」と捉えがちですが決してそんな事はありません。大体の方は「不自然でぎこちない英文しか書けません」と言っても過言ではありません。又、多くの方が「英語が話せる、喋れる」イコール「英語が出来る」と思いがちですがそんなこともありません。意外だと捉える方が多くいらっしゃると思いますが「英語が話せる、喋れる」と「英語が出来る」とは関係ないと言っても過言ではありません。

このサイトは「英検やトーイックの成績が云々」では無く、ある程度長期戦を覚悟してどうしても教養あるネイティブが書いたような「キレる表現で自分の考えがスラスラ書ける」、日本人まる出しのベビートークではなく「英語らしいイントネーションやトーンで流暢に話が出来る」ようになりたいと考える方を対象にしたサイトです。

英字新聞や書物が何気に読める方はたくさんいらっしゃいます。しかし「読める」と「書ける」はまったく別の次元でなかなか書けるようにはなりません。厳しく聞こえるかもしれませんが粘り強くこつこつ継続できる方でないと「日本語のようにスラスラ書ける」、「英語らしいイントネーションやトーンで流暢に話が出来る」ようにはなりません。

2. 自己紹介:
みなさんこんにちは、まず最初に・・・私はアメリカの大学を卒業し長年アメリカ生活経験はありますが大学で英語を勉強したわけではなく英語の専門家ではありません(サイト運営者参照)。ただ趣味で英語の表現や文法をかなり長い間勉強し続けているごく普通のおじさんです。

幼少の頃沖縄県宮古島で育ち中学時代にどういう訳か哲学じみた人生観に悩み出すようになります。そして中学卒業後沖縄県立宮古高校に入学したものの3年生への進級とほぼ同時に「人生をやり直す気持ち」で依願中退し、その後沖縄本島でキングスクール(インターナショナルスクール、1989年閉校)を卒業しました。そして1975年に大学進学の為アメリカに渡りアイオワ州立大学で学士号、修士号、博士号を習得します。専攻は電子工学でその他の得意科目は物理と数学と英語です。

長い人生の中では大きな転換を経験する方が多くいらっしゃると思いますが私の場合は2001年の同時テロ事件がそれに当たります。論文発表の為9月7日にボストン入りしましたが11日に同時テロ事件があり約二週間ボストン市内に閉じ込められました。事件に使われた飛行機は私が降り立ったローガン空港から飛び立ち、私が乗っていてもおかしくなかった為、その事件は私の人生観に大きな影響を及ぼします。その後いろいろ悩んだ末2004年に日本に帰って来ました。そして沖縄のアメリカ基地内メリーランド大学で大学教授として15年間勤め2019年に退職しました。

勝手な私ごとですが人生最低100歳までを信じ、第二の人生をYMAK英語スクール構築に費やすつもりでいます。常に改良を重ね多くの方々に賛同して頂き、感謝してもらえるサイトにしたいです。

3. 英語教育に疑問:
私は個人的な経験上(自己紹介参照)かなり以前から日本の英語教育に強い疑問を感じています。英語を学問としてとらえ細かく文法的に解析するやり方が間違っていると思うのです。我々は英語をコミュニケーションの手段(道具)として使いたいだけで文法学者になりたい訳ではありません。多くの方が感じているであろう「細かい文法用語やルールはうんざりするばかりでもういいです、早い話が文法はどうでもよくただ英語が日本語のように駆使出来ればそれでいいのです」の気持ちはよく理解できます。文法には奥深いものがあり細かく解析すると限がありません。

このサイトではうんざりするような細かい文法解析を避け、必要と思われる文法課題のみを分かりやすく簡潔に解説する事を心がけています。又、最短で英語をマスターしたいと考える方の為に「最重要文法」課題を下記に示し無料で公開しています。時間の許す限り最重要文法だけをおさえ、残りを反復練習に集中すれば良い結果に繋がります 9. 英語をマスターするにはを参照」。

4. 文法書は聖書みたいなもの:
文法は無限にある英文すべてに当てはまるように定義されている為、必然的に漠然とした抽象的な定義となっています。その為いくら勉強してもしっくり来ない面がありなかなか身に付きません。勿論2~3回勉強して分かるものではありません。その為細かい用語やルールにこだわり過ぎるとノイローゼ気味になり、うんざりとした気持ちは勉強欲を奪ってしまいます。

文法書は辞典であり必要に応じて参照するというアプローチが適切だと考えます。そして機会あるごとに文法書と英語運営(話す、読む、書く)との間を往復し文法用語やルールを確認すればよいのです。その往復運動を反復することで徐々に身についてくるものです。極端に言えば宗教信者が日ごろの行いと聖書を照らし合わせるのと似ているとも言えるでしょう。

少し余談になりますが言葉は大衆の共有財産であり常に流動的に変化し続けています。そして文法は大衆に認められ「現代社会ではこういった使い方が正しいとされている」としか言えません。民主主義的に大衆に認められたルールを英語教育に携わる人々が勝手に統計付けているだけで文法学者や専門家の先生方が定義している訳ではありません。

5. 文法無しで英語はマスター出来ない:
日本の英語教育が細かい文法用語やルールにこだわり多くの方が「やる気」を奪われてしまうことは「英語教育に疑問」のセクションで触れました。しかしその反面文法無しで英語をマスターすることは出来ません。

私は19歳の頃から英語を本気で勉強し始め大学院を卒業するまでの約13年間まったく文法を勉強したことはありませんでした。「インターナショナルスクール(高校)を卒業し、アメリカに住んでいる」と言う2つの理由で、ただ単語力を増やし大学の勉強に専念していれば英語は自然に身についてくるものだと考えていました。しかし、それは大きな間違いで例えば完了形の意味、使い方は何年たっても自然に分かるものではありませんでした。巷でたまに「文法なんか勉強する必要は無い」と聞いたりしますがそれは真っ赤な嘘で英語をマスターしてない愚か者が口にする言葉です。日本で義務教育を終えた人が文法無しで英語をマスターする事は有り得ない話です。

6. 文法は大事な部分だけを抑える:
文法は「最重要文法」、「自然にわかってくる文法」、そして「どうでも良い文法」に分かれ、木にたとえるならばそれぞれ「太い幹」だったり、「小枝」だったり、「葉っぱ」だったりします。太い幹に当たる最重要文法(例えば完了形)は避けて通れるものではありません。それをしっかり理解し運用できないといつまでたっても英語はマスター出来ません。文法書で何度も再確認するのが不可欠となります。小枝や葉っぱの部分は自然に分かってくるので最重要文法だけをしっかりと抑えれば大丈夫です。

7. 最重要文法:
次の6つの課題が最重要文法だと考えます。

時制:大きく単純時制と完了時制の2つに分かれそれぞれに現在、過去、未来があることは誰もが承知でしょう。その6つの時制に進行形がありますので全部で12の時制となります。

関係代名詞2つの節や句や名詞をくっつける働きをし、いろんな文章で頻繁に使われます。代表的なものにwho, which, that があげられます。

法助動詞:我々が中学時代に習った過去形の単語would, might, should, could は法助動詞に含まれ過去では無く現在の意味で使われる場合が殆どです。日常会話でネイティブの方々はそれらの単語を連発します。現在の意味でしょっちゅう使われる単語ですのでしっかりと意味を理解しておく必要があります。

仮定法もっとも大切なのは「あり得る事なのか」「あり得ない事なのか」によってルールが変わることです。英語では間違った時制(現在の事を過去形で言う)を使う事で「あり得ない」と言う意味を相手に伝えます。その為現在のあり得ない表現は過去形で言います

冠詞 (a/the):日本語と違い英語では名詞の前にはa(an)かtheを付けるという一般的ルールがあります。特にtheは誰もが苦戦します。Theを付けるべきなのか付けないべきなのか、あるいは付ける場合と付けない場合意味がどう違うのか、なかなかむつかしい面があります。冠詞が自由にあやつれるようになって初めて英語の達人に近づいたと言えるでしょう。

時制の一致:たとえば「He said “I will see you tonight”」を誰かに伝える時には「He said he would see me that night」と言います。英語のルールははっきりしていて過去の事は過去形で伝えるという事になっています。

8. 言葉は訳できない:
言葉は文化に育まれて完成しますので他の文化で完成した言葉でニュアンスを100%伝える訳は簡単な単語(例えは家、車、犬、猫 等)以外不可能です。

私は沖縄県宮古島で生まれ育ち島の方言をペラペラ喋ります。しかし島の方言には微妙なニュアンスがあり同じ環境で育った者同士が方言でやりとりしない限り正確な意味は伝わりません。勿論(島の文化と全く異なる日本文化で育まれた)日本語で正確にニュアンスを伝える訳はありません。

英語でも同じ事が言えます。日本と全く異なる英語圏の文化で育まれた言葉ですので日本語訳で正確にニュアンスを伝える事は出来ません。例えば「交番」。通常 「police box」 と訳されますが他の国(例えばイギリス)の police box とは意味が異なります。食べ物で言うと例えば「さしみ」。だいたいの方は raw fish と訳したりしますが意味が全く異なります。「さしみ」は単なる raw fish ではありません。「いただきます、いってまいります、ラジオ体操、等」も同じです。いずれも日本にしかない文化ですのでニュアンスが100%伝わるような訳はありません。

文章でも同じです。例えば「This is a pen」。「これはペンです、これはペンだ、これはペンだよ、これはペンだね」とニュアンスが微妙に違ういろんな訳が考えられます。一般に文を一つとって訳しなさいと言われるとかなり無理があり前後の状況から判断し「この訳が一番近いでしょう」としか言えません。

言葉を訳すると意味が歪んだり省略されたり継ぎ足されたりします。そして訳にこだわるとノイローゼ気味になりますので必要であれば「大まかに、もや~っとしたかんじ」の訳でいいんです。英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語は英語として捉え英語として理解するのが当たり前の姿です。宮古島の方言を日本語にせず方言として捉えないと微妙なニュアンスが伝わらないのと同じ感覚です。

9. 英語をマスターするには(単語力はあるものとして):
文法学者がするような細かい文法にこだわる必要はありません。細かい「どうでも良い」文法解析は文法学者がする事で、一般人がする事ではありません。それにこだわると勉強の弊害となりヤル気を失ってしまいます。又、「文法に精通しているからといって日本語と同様に駆使できる訳では無い」ことも肝に銘じておくべきです。ぎこちない英文しか書けない、ベビートークみたいな日本人バリバリの訛りでしか話せない英語専攻の先生方、アメリカの大学を卒業した方々、英文法学者、アメリカ在住の大学教授、等々は多くいらっしゃいます。英語をマスターし「日本語のようにスラスラ書けるようになる、流暢に話せるようになる」には次の3つの条件を心がけて下さい。

まず1つ目は・・・
英語学習はスポーツトレーニングに似ています。体で覚えないと自由に駆使出来ません。細かい文法ルールはどうでもよく、体が反射的に覚えてしまう(聞いて「変」というのがピンと分かる)というアプローチが最も適切だと考えます。その1つとしてまず簡単な分かり切った文やストーリー(中学レベル)をしっかりした声で反復トレーニングする(音読する)ことです。誰も見てない場所でネイティブになった気分、ハリウッドのスターにでもなった気分で言ってみるのです。時間が無ければ「yes」とか「no」とか「This is a pen」だけでも良い。カッコよくネイティブのように発音し、録音した自分の声を聞いてみる事でいかに下手くそかが良く分かります。何回もトライしネイティブの発音に近づける作業を繰り返すのです。

ある意味稽古の前に必ず行う「空手の型」、スポーツ選手が練習前に行う「準備運動」のようなものです。不思議な事ですが同じ単純なことを反復練習することはすべてに(話す、読む、書く)すばらしい結果をもたらします。

言葉には音楽に似た「リズム」と言うのがあり英語には英語のリズム、日本語には日本語のリズムがあります。ここで指摘したいのは発音にあまりこだわらずリズム、アクセント、イントネーションを真似すると言うことです。英語には我々日本人には真似出来ない発音が幾つかありますので「ネイティブ並みの発音」にこだわる必要はありません。大切なのは英語のリズムを体で覚える事です。

このサイトでは「例文を反復音読する事でリズムを体で覚える」を重要視しています。頭で理解するだけではダメです。スポーツと同じで反復練習が不可欠です。意味をちゃんと理解した後で、しっかりした声で、ネイティブの発音/リズムに近づける作業を繰り返す。要するに「体に叩き込む」感覚です。例文も無限にありますのであまり気にせずサイトに示された例文だけを反復練習に使ってください。大切なのは分かりきった事を空手の型のごとく何十回も繰り返す姿勢です。

2つ目は・・・
最重要文法課題を常に文法書と照らし合わることです。2~3回理解してすらすら使えるものではないので何度も何度も文法書と照らし合わせて再確認することです。そのうち徐々に理解が深まり自信をもって使えるようになってきます。小枝や葉っぱに当たるその他の細かい文法は自然と身についてきます「聞いて変と言うのがピンと分かる」。

そして3つ目は・・・
最後に必要なのは長期戦で頑張る姿勢です。一年半くらいはかかる覚悟で取り組めば目的は達成できます。物事をマスターし頂点に達する事は真の意味での自尊心に繋がり、貴方の人生に限りなく大きな影響を及ぼします。頂点に達したかどうかは貴方にしか判断できませんがその日は必ずやってきます。しっかりと目標を定めコツコツと頑張って下さい。