Gerund Part II
日本語は大まかな状況を説明しているだけで詳細な訳ではありません
英語の動詞は本動詞と助動詞に分かれ単純動名詞(現在分詞と同じ形)は本動詞と同じ時間帯を表します。本動詞より前の時間(過去)は完了形で表し speaking と going を例に取ると下記のようになります。
完了形:
speaking having spoken
going having gone
受動態:
speaking being spoken
going being gone
完了受動態:
speaking having been spoken
going having been gone
ここでは次の順序で完了形、受動態、その他を見て行きます。
完了形と受動態:
1.完了形
2.受動態
3.完了受動態
その他:
4.所有格に修飾される
5.平行用法
1. 完了形:having + 過去分詞
まず最初に本動詞より以前の出来事をあらわす動名詞の完了形の場面をみてみよう。
He denies having said so.
彼はそう言ったことを否定した。
He regrets having been lazy.
彼は怠けてきたことを後悔している。
I don’t recall ever having met him.
私は彼と会ったこと一切は覚えてないです。
I feel guilty about not having written to you sooner.
貴方にもっと早く返事しなかったことを私は悪く思っている。
Having prepared for the test for a month, I feel confident.
1月間テストの準備したので私は自信がある。
Having done homework early, he went out to play basketball.
宿題を早く済ませ彼はバスケットボールをしに外に出て行った。
2. 受動態:being + 過去分詞
受動態の本動詞と動名詞が同じ時間帯を表す場面です。
He didn’t like being laughed at by his colleagues.
同僚に笑われるのを彼はいやがった。
The little girl was angry being told what to do by her parents.
少女は両親にとやかく言われることに怒っていた。
He remembers being taken to a hospital after the accident.
彼は事故の後病院に連れて行かれるのを覚えている。
Adolescents in general complain about not being understood by their parents.
だいたいの10代の若者は両親に理解してもらえない事に不満を言う。
She came very close to being hit by a speeding car.
彼女はもう少しでスピードで近づく車にひかれるところだった。
Mr. Nakaima has a good chance of being elected for the second term
as governor of Okinawa.
ナカイマさんは2期目の沖縄知事に当選する可能性が高い。
3. 完了受動態:having been + 過去分詞
動名詞は本動詞より以前の出来事を表します。
He resents having been treated unfairly by his boss.
上司に不公平に扱われたことに彼は憤慨している。
He can’t recall having been more welcomed than that.
彼はそれ以上に歓迎されたことは覚えていません(ありません)。
She remembers having been frequently yelled at as a child by her mother.
子供のころ母によく怒鳴られたことを彼女は覚えています。
Having been injured in an accident, he was rushed to the nearby hospital.
事故でけがをしたので彼は近くの病院にかつぎこまれた。
Having been briefed on the incident, the team was dispatched to the scene.
事件の説明を受けたあとチームは現場に送られた。
Having been told the terminal nature of the illness, she committed suicide.
不治の病だと告げられ彼女は自殺した。
4. 所有格に修飾される:
次は所有格に修飾される例です。例文で分かるように動名詞を修飾するのは所有格ですがぎこちなく聞こえるため目的格や主格で言うのが自然で一般的になってます。
I dislike my mother’s/mother interfering in my affairs.
母がわたしの事に口出しするのが嫌いです。
I object to my son’s/son marrying her.
私は息子が彼女と結婚するのに反対です。
We greatly appreciate your/you taking the time to help us.
貴方がいろいろ私たちを助けてくれていることにすごく感謝してます。
She resented our/us talking about her behind her back.
我々が彼女が居ないところで彼女のことを話する(噂する)
のに彼女は憤慨した。
The teacher complained about my/me coming to class late all the time.
私がしょっちゅうクラスに遅れてくることに先生は不満を言った。
I appreciate his/him helping our daughter with homework every week.
私は彼が娘の宿題を毎週手伝ってくれていることに感謝してます。
5. 平行用法:
次は平行用法の例です。
Sitting on the couch and watching television can get boring very quickly.
ソファーに座ってテレビを見るのはすぐに飽きてしまいがちです。
Coming from a large family and being the oldest of the children,
she always had responsibilities in the home.
大家族の一番年上の子として彼女には常に(なんらかの)責任があった。
Working part-time and going to school full-time can be very stressful.
パートで働きながらフルタイムで学校に通うことは大きなストレスになりえる。
Children often protest by screaming, crying, and complaining.
子供はよくわめいたり、泣いたり、不満を言ったりして抗議します。
The three modes of transportation are driving, flying, and sailing.
3つの交通手段は車か飛行機か船です。
I saw children laughing, running, and playing outside.
私は子供達が外で笑ったり、走ったり、遊んだりしている(はしゃいでいる)のを見た。